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さめはだ

【さめ肌】

さめ肌とは、さめの肌のようにザラザラしているように見えることから俗にさめ肌と呼ばれていますが、正しくは毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という遺伝性の皮膚の症状のことをいいます。一般にさめ肌と呼ばれる症状に魚鱗癬(ぎょりんせん)というものがあり、しばしば混同されがちですが、これは魚のうろこのように皮膚が剥がれ落ちる遺伝性の病気で全く別のものとなります。

症状

さめ肌ってどんな状態なの?

さめ肌は10代から30代の女性によく見られ、主に二の腕、太ももやお尻などにあらわれます。毛穴に肌色か少し赤みがかったブツブツができますが、それ自体に痒みや痛みはありません。このブツブツは、表皮を構成する角質細胞がターンオーバーの過程で異常を起こし、古い角質が剥がれ落ちずに毛穴にとどまって毛穴の出口周辺が厚くなっているものです。

原因

はっきりとした原因はまだ分かっていません

毛孔性苔癬のはっきりとした原因はいまだに分かっていませんが、遺伝性のものと考えられています。しかし同じ兄弟でも発症する人としない人もいて、代謝異常や皮脂腺や汗腺の異常などの影響も考えられます。10代から30代の間に活発になりその後は自然に治ることからホルモン異常の一種だとも言われています。

治療・対策

長い目でお手入れしていきましょう

完治する方法は分かっていません。年齢を重ねるごとに薄く目立たなくなるため、悪化しないようにケアしていくのが現在の治療法です。皮膚科で処方されるのは、一般的に尿素軟膏やサリチル酸ワセリン軟膏などの角質溶解や保湿作用のある塗り薬です。対処療法としての治療なので、効果が見られたとしても薬の使用をやめるとまた症状が戻ってしまうということもあります。年齢を重ねることで自然と治ってしまうケースがほとんどなので、症状を改善するためにも日頃のお手入れが大切になってきます。お肌が乾燥すると角質が硬くなってさめ肌が悪化してしまうので、入浴後の保湿は必須です。そして新陳代謝を活発にして古い角質が剥がれやすくなるために、栄養バランスの良い食事にも気をつけましょう。